開校にあたって
大学の試験方式が記述式に移行する中、実際の研究開発の現場では、既存の技術はインターネットから検索すれば、特許や論文及び基礎技術は数秒で検索できる時代です。
記憶よりも検索能力や最新の情報を組み合わせ、新しいイノベーションを創出する能力が必要とされています。
実際のメーカーでは、製品を開発する理系の学生が不足し、海外のメーカーに負けています。
しかし、その大事な理系の子供達は、コミュニケーション能力が若干弱い傾向にあり、いじめ等により不登校になっているお子さんが多い事に気付きました。また、中学生の場合は欠席日数等で内申点の不足で高校受験が難しく、貴重な理系の子供たちの将来が閉ざされている状態になっています。
登校できない時間を利用し、新しい時代で求められる「ものづくり」のスキルをアクティブラーニングを中心に、ものづくりを学ぶ場を提供できればと思い開校しました。